ひとつ、ベッドの中
「……っ」


その瞬間、口が覆われた。


凌ちゃんの手で。



――声を出すなってこと?

なに考えてるの?



「大丈夫か?怖くないか?」


耳元に届く凌ちゃんの声。



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