ひとつ、ベッドの中


「毎週日曜日には、家族で買い物に行くんだ」

「楽しそう」

「夏には庭でバーベキューもする」

「犬も飼おうよ」

「ああ。子供は、男・女・男の順で3人だ」

「えー、そればっかりはどうかなぁ…」





こんなにも夢に溢れた未来を語れる日が来るなんて。


いつ、想像出来ただろう。


だけど、10年後も20年後も。


きっと、あたしの隣には凌ちゃんがいて。


今と同じ気持ちで笑っていると信じたい。






永遠に、変わらない愛で。




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