ひとつ、ベッドの中
誰が呼んだのか分からないけど、しょっちゅうパトカーが来ていた。


窓を通して見える赤色灯のランプはどこか怖くて。


あたしがどこかに連れて行かれるんじゃないかって、ずっと怯えてた。


今でもパトカーやお巡りさんを見ると、思わず身をひそめてしまう。



この世で一番苦手なものかもしれない。


トラウマだ。


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