囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「ごめん。ちょっといろいろあって....」
「ふ〜ん。まっいいけどね」
謝る私にふわりと笑い歩き出す栞。
笑った顔は天使級。
けど、本当は超腹黒い。
千架、女バージョンみたいな?
あ、でも千架ほど性格悪くないし、どちらかと言えばいい人。
ただ、少しだけ打算的なだけで。
「メイドのバイトはどう?」
「ん〜。かなり苦労してます」
アイツらドS三つ子はとても手のかかる奴らだ。
栞だけには神宮寺に雇われていることを教えている。
初めて教えたときはすごく驚いていたな....。