光源氏の腕の中【仮】
帝は、

光源氏のその子供託したから。

・・・

光源氏は、

その子を暁の姫と呼び、

それはそれは、

大事の育てたという。

・・・

短い私の一生は、

伝記記されることもなく、

帝や光源氏の心の中に記されただけだった。

でも、それでいい。

・・・

歴史は何も変わらなかったのだから。
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