いちごアメ
走り続けてて、着いた場所は私の家の隣の家。
―ピンポーン―
インターホンを押したら出てきたのが、彼氏だった。
一ノ瀬 凌(イチノセ リョウ)
凌の姿を見ると勢いよく抱き着いた。
「凛ッ!?」
凌の焦った声が聞こえるが、ただ抱き締めた。
凌も何かを感じて、黙って抱き締め返してくれた。
凌に誘導されて、今は凌の部屋に居る。
「凌…いきなりゴメン…」
このゴメンには、2つの意味があった。
1つは、いきなり押し掛けてゴメン。
2つは、好きな人が出来てゴメン…。
「なーに言ってんだよ。迷惑なんて思ってねーからな」
そう言って、私の頭をクシャクシャと撫でた。
撫でた後に、凌によって抱き締められた。
抱き締め返すことは出来なかった……。
「なぁ、凛。隠し事はしないって約束だろ?」
凌は離れて椅子に座り、真剣な眼差しを向けてきた。
凌と目を合わすことはなかった。
「凛…、俺に隠せた嘘なんかあったか?」
低い低い声に思わず肩が竦めた。
罪悪感がありすぎて、何も言えなかった。
「凌…ゴメン…ゴメン…」
必死に謝るしか出来なかった。
凌はため息を吐いて、私を抱き締めた。
「無しにしよう。今の話なかったことに…」
凌の言葉に思わずコクンと頷いた。
「凌…好き…」
自分の気持ちに蓋をして、凌に抱き着いた。
顔は下に向けて。
「俺も…」
凌は私の額にキスをして、私をベットに運んだ。
「凛、疲れただろ?少し寝ろ…」
その言葉と共に、私は意識を手放した。
―ピンポーン―
インターホンを押したら出てきたのが、彼氏だった。
一ノ瀬 凌(イチノセ リョウ)
凌の姿を見ると勢いよく抱き着いた。
「凛ッ!?」
凌の焦った声が聞こえるが、ただ抱き締めた。
凌も何かを感じて、黙って抱き締め返してくれた。
凌に誘導されて、今は凌の部屋に居る。
「凌…いきなりゴメン…」
このゴメンには、2つの意味があった。
1つは、いきなり押し掛けてゴメン。
2つは、好きな人が出来てゴメン…。
「なーに言ってんだよ。迷惑なんて思ってねーからな」
そう言って、私の頭をクシャクシャと撫でた。
撫でた後に、凌によって抱き締められた。
抱き締め返すことは出来なかった……。
「なぁ、凛。隠し事はしないって約束だろ?」
凌は離れて椅子に座り、真剣な眼差しを向けてきた。
凌と目を合わすことはなかった。
「凛…、俺に隠せた嘘なんかあったか?」
低い低い声に思わず肩が竦めた。
罪悪感がありすぎて、何も言えなかった。
「凌…ゴメン…ゴメン…」
必死に謝るしか出来なかった。
凌はため息を吐いて、私を抱き締めた。
「無しにしよう。今の話なかったことに…」
凌の言葉に思わずコクンと頷いた。
「凌…好き…」
自分の気持ちに蓋をして、凌に抱き着いた。
顔は下に向けて。
「俺も…」
凌は私の額にキスをして、私をベットに運んだ。
「凛、疲れただろ?少し寝ろ…」
その言葉と共に、私は意識を手放した。