いちごアメ
昨日と同じ川原の道を歩く。
昨日と同じ場所で足を止める。
「なんで…………」
どうして玲央がいるの…早く来たのに…
「思ってたより早かったな、凛」
「ッ!!!」
凛と呼んだ甘い声が響く。
好き…が溢れ出てくる。
「なぁ、凛」
心臓がバクバクと鳴る。
「イチゴあめくれよ」
ドキドキを返してほしい。
コクンと頷き、ポケットからイチゴあめを出す。
イチゴあめを玲央の手のひらに置く。
「やっぱ甘ぇ…」
そう言って、玲央の頬が緩んだ。
私の頬も緩んでしまった。
緩んだ頬を誤魔化すように、イチゴあめを舐めた。
「ヤベ、イチゴあめ、もっとくれよ」
ポケットからゴソゴソと探り、イチゴあめを出す。
「なぁ、イチゴあめ何個持ってんの?」
「え?わかんない…」
特に数えたこともないな、と思い、数えた。
「えと……五個………?」
「多…」
数を言った瞬間、玲央は驚愕した。
そして私は笑った。
「そう?」
「あぁ」
必死に笑いを耐えているのか、肩が震えている。
「適当に突っ込んだだけだよ?」
「そうか…」
限界だったのか、ククッと笑い出した。
え、笑った?
「あ、今…笑った?」
私が聞くと、未だに耐えているのか、肩が揺れていた。
「笑ってねぇ…」
いやいや、おやっさん!!!
肩震えてまっせ!!!
昨日と同じ場所で足を止める。
「なんで…………」
どうして玲央がいるの…早く来たのに…
「思ってたより早かったな、凛」
「ッ!!!」
凛と呼んだ甘い声が響く。
好き…が溢れ出てくる。
「なぁ、凛」
心臓がバクバクと鳴る。
「イチゴあめくれよ」
ドキドキを返してほしい。
コクンと頷き、ポケットからイチゴあめを出す。
イチゴあめを玲央の手のひらに置く。
「やっぱ甘ぇ…」
そう言って、玲央の頬が緩んだ。
私の頬も緩んでしまった。
緩んだ頬を誤魔化すように、イチゴあめを舐めた。
「ヤベ、イチゴあめ、もっとくれよ」
ポケットからゴソゴソと探り、イチゴあめを出す。
「なぁ、イチゴあめ何個持ってんの?」
「え?わかんない…」
特に数えたこともないな、と思い、数えた。
「えと……五個………?」
「多…」
数を言った瞬間、玲央は驚愕した。
そして私は笑った。
「そう?」
「あぁ」
必死に笑いを耐えているのか、肩が震えている。
「適当に突っ込んだだけだよ?」
「そうか…」
限界だったのか、ククッと笑い出した。
え、笑った?
「あ、今…笑った?」
私が聞くと、未だに耐えているのか、肩が揺れていた。
「笑ってねぇ…」
いやいや、おやっさん!!!
肩震えてまっせ!!!