i miss you…。:*



下っ腹に手を当てて目を閉じ


頭を空っぽにして、意識を集中させる


一番始めに感じた感情は


心の奥が暖まるような"愛しさ"だった



検査しなくても自信があった


ここにいる、私の分身が



小さな命が、一生懸命に生きている



ガラステーブルの上においてあった


タバコを手に取りゴミ箱へと投げ捨てる



軽く胃の中に、ご飯をいれて


布団に入りながら想司の帰りを待った






< 208 / 230 >

この作品をシェア

pagetop