i miss you…。:*



朝、携帯の着信音と


玄関の扉を叩くけたたましい音で目が覚めた


あまり機能しない頭で状況を把握する



ディスプレイには、「拓斗」の文字


その間にも、玄関の扉を叩く音は止まない


起き上がり携帯をベッドに投げ捨てる


ゆっくりと玄関に近づき、扉を開けた


そこには見るからに不機嫌な拓斗


何も言わずに部屋に入っていく


私はそのあとを追うように


リビングに入っていった


リビングの時計を見ると時計の針は


昼過ぎを指していた


寝過ぎちゃった...


アラームで起きなかったこと無かったのにな...


いつものようにソファーに横になり


テレビを見ている拓斗の背中を見つめる



『ごめんね...?』



『まりあ』



拓斗の力強い声が響く



『ん...何...?』



どことなく真剣な拓斗の声色に緊張が走る




『産めよ』




< 227 / 230 >

この作品をシェア

pagetop