【短】君しか好きになれない

やだよ。

聞きたくないよ。

明「--------」

明が口を開いた瞬間、私は耳を塞いだ。

私って馬鹿。

耳を塞いでも、どのみち明の好きな人を見ることになるじゃない。

視線を舞台の明に移すけど、舞台上には明しかいない。

なんで?

それになんでこんなに視線を感じるの?

瑠菜「さくら、いってきな」

ドンッ

瑠菜に無理矢理、押されて舞台上に上がることになった。
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