【短】君しか好きになれない

え…?

今、さくらちゃんが好きって言った?

恋愛対象として?

う、そ……。

思ってもみなかった明の言葉に私の涙腺は崩壊する。

明「え!?あ、ごめん。迷惑だったよね」

私が泣き出したのは迷惑だと勘違いしたらしくて、明の顔は悲しそうに歪む。

明、勘違いしてるよ。

さくら「ち、がうよ。迷惑じゃないよ」

そう言うと、明は私の方を見る。
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