時計じかけの恋

「俺がね、もう我慢できなくなっちゃったんだよ」



だから、これ以上は真美ちゃんの恋は応援できない。

もちろん新しい恋だって。

俺の不利になることは、もう一切しないことにした。


それでね、真美ちゃん。

俺のこと、ほんの少しでも良いから考えといて。

真美ちゃんの彼氏候補の１人して。



そう言い残して洸太くんは教室に帰っていってしまった。



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