〜青空〜


「俺は全然良いよ!好きな女守りたいって思うのは当たり前だろ?」

えっ?!

「今の告白?」

「まぁね!」

また無邪気に笑う彼が凄く素敵だと思った

「普通告白ってのは真剣にするもんだよー!何急に言ってんだよー!」


「まぢで?俺の中では真面目に言ったつもりなんだけどなぁ?」

二人で笑いあった


返事は待ってくれるって言ってくれたからちゃんと考えようと思った


正直今の曖昧なままは嫌だったから


「なら今日は実家に帰るね」


「おー!またなっ!」

家の前まで送ってくれたわっくんは軽く私の頭をポンッと叩き笑って帰って行った


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