長い夜の甘い罠【完】
「勝手なのにじっと見つめたりして、どうしちゃったの?本当は気になるんでしょ?」
「いいえ、モヤモヤしてるだけ」
「ははは!それって嫉妬してるんじゃない?」
「嫉妬?そんな訳ないじゃない。そんなんじゃないわ」
「どーだかねー」
友人は楽し気に笑みを浮かべながら私をちらちらと見る。
嫉妬なんてする訳ないわ。
私は彼の事を何とも思ってないもの。
誰にでも口説いてる様な感じの所が気に入らないだけ。
ただそれだけ。