長い夜の甘い罠【完】
【美咲ー】
【なぁにお母さん】
【どうしてあの時…】
【あの時?】
【貴女だけが助かったの…】
【…お母さん】
【貴女も一緒に…―――】
―――ガバッ!―――
勢い良く飛び起きると、辺りを見回す。
さっき見ていたのは夢?
「…はぁ…はぁ…」
服が張り付く程、多量の汗をかいていて身体が小刻みに震えている。
お母さんが段々血塗れになっていき、鬼の様な凄い顔をしながら私の首を締めていた。