隣のぼーいふれんどサマ。



熱を計ると、37.7℃だった。


昨日よりは確実に良くなっている。


「俊哉。今日学校でしょ?朝ごはん作れないけど・・・行って?」


「行くわけねぇだろ。カズをおいて行けない。」


さらっと、当たり前のように言う。


「あ、あたしは大丈夫だよ。」


「まだ熱あるだろ。何があるかわかんない。」


「そうだけど・・・。」


「それに、カズ、言っただろ。隣にいろって。」


はっ?


そんなこと言ったっけ?!


「そんなこと言った?全く覚えてない・・・。」


「言った。俺は聞いた。まぁいい。寝てろ。朝ごはんは俺が作ってやる。」


言ったのかなぁ?


「あ、ありがと。」


ってか、俊哉は料理なんて、出来るのだろうか。


言われた通りにベッドに入っておく。


昨日の記憶が全くない。


何があったんだろう。


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