初恋シグナル~再会は恋の合図~



*****


「ちょっ…!!え、嘘でしょ!?」



翌日。


午前のメニューを終え、練習試合のために準備をしていた私は、合宿所にぞろぞろと入ってきた一団を見て思わずそう声を上げていた。



「み、みみみのり先輩っ!!」


きゅっと、隣にいた朱音ちゃんが私のジャージの袖を掴んでくる。



動転具合は私といい勝負だ。



「……コーチ、やってくれたわね」



美涼先輩が恐ろしく低い声でそう言い、チッと舌打ちをしたのは聞かなかったことにしよう…。



やがてグラウンドに辿りついたその一団に部員の皆も気付き始めて、唖然とした様子でその来訪者を見ていた。






「……藤桜、だよね」


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