初恋シグナル~再会は恋の合図~
翌日。
目を覚ますと、なんだか視界がいつもより潤んでいるような気がした。
身体を起こすと、昨日の疲れが抜けていないのか妙に身体が重い。
「美祈、起きた?おっはよ」
「……はよ」
先に起きていた同室の子に、目を擦りながらもなんとか挨拶を返した。
布団から脱出し洗面所で顔を洗えば、いくらか気分はスッキリしたような気がする。
部屋に戻って着替えを済ませ、時計を見るともう朝食の時間が迫っていた。
「やっばい、これ間に合わないじゃんね!美祈、弥代起こしてー!」
「了解っ!」
未だ布団をかぶっている他の子たちを起こしにかかる。
皆がのそのそと起きあがり始め、時計を確認して慌てて準備を始めた。
「え、ちょっとあと5分て!!なんでもうちょっと早く起こしてくれないの」
「あはは」
「笑いごとじゃないよ!!」
一日のはじまりから、もうすでに騒がしい私の班。
今日も楽しい一日になればいいな!