私は彼の浮気相手!?～初恋相手はイケメン美男子～

「あたし葵君に協力するよ。葵君の為になりたい」




あたしも真面目な顔をして葵君に言った。




すると葵君は安心しきった顔で口を開いた。




「お前らありがとな。俺親父とおふくろに本当の事言うよ。




婚約破棄させてもらうために説得する。ほんとにありがとな♪」




「大丈夫か葵。1人で」




「ああ。これは俺が解決しないといけない問題なんだ。




雅、もうちょっとだから待っててくれるか。」




「うん。あたしはいつでも待ってるから♪」




あたしはもう弱虫じゃない。




これから結衣ちゃんに何かやられてもあたしは負けない！




そう決心したんだ。




すると奈々は弁当を取り出して言った。




「ねぇ昼ご飯食べようよ♪いつまでもこんな話してたらなんかテンション下がるし」