私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
屋上に着き、雅は早速俺に怒鳴り始めた。
「ちょっと何なの…!」
「何なのって俺と一緒に飯食いたくねぇの?」
「あなたには彼女がいるでしょ!?」
「だーから俺は雅が好きだって言ってんだろうが。」
何度も言わせないでもらいたい。
雅は顔を赤くしてうつむいた。
もしかすると告白の返事を聞かせてくれんのかな。
「言いたいことあるなら言えよ」
雅は顔真っ赤にして喋りはじめた。
「あたしね、男なんか信じられないって思ってた。
けど葵君に優しくしてもらって何か安心したような気が
したの。けどやっぱり付き合うとかあたしには無理なの。
だからごめんなさい…けど友達なら全然いいから…
ごめんなさい…」
雅の素直な気持ちを聴いた俺。
断られたけど正直俺は安心した。
やっぱり俺雅じゃないと駄目だ…
雅の彼氏になりたい。