だぁーッいすき
それから
まきちゃんは部活に来なかった。


夏休みがもう少し。
そんなときの授業中のことだった。

「1年1組二宮さん至急、
校長室に来てください。」
俺は寝てた。
だけどその放送を聞いて
起きた。
みんながざわついている。
まきちゃんは今にも泣きそうな顔をしている。
「二宮なにしたの?」
みんなに聞かれて
1番困ってた。
「まきもわからない。
なんかしたかなー?」
みんなで笑った。
だけど嫌な予感がしたんだ。
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