だぁーッいすき

2年生

「どきどきするね!」
今は優奈と登校中。
しかも2年生最初の日。
「一緒のクラスだといいね。」
まきもそう思うよ。
一緒じゃなきゃ嫌だよ。
「いっぱい人いるね。」
そこには
貼られた紙をみる人でいっぱいだった。
「いくよ!」
優奈に手を引っ張られ
人混みをわけていった。
まきの目にうつったのは
最悪だった。
まきと空翔は1組。
智也くんは4組。
優奈は6組。
優奈は下を向いたままだった。
「あちゃー!離れちゃったね。」
優奈は明るく言う。
その笑顔が
まきには
悲しく見えた。
「いつでも1組来てね!」
今のまきにいえることは
それだけだった。
優奈は
うんって
うなずいてまきとはなれた。
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