ブラック プリンセス Ⅰ 【完】



うるさいなぁ。なんて思いながら机に伏せていると、


「おい。」


上から声が聞こえてきた。

なんだろうとおもって上を見上げて見ると、


「…………!?」


そこには昨日の銀髪の男が、私を見下ろしていた。


「なにあの子、隼人さまにも手出してんの。」


などの声を無視して、男は私の腕を掴んで歩き出した。
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