BLOOD§INFECTION



周りからの痛い視線をひしひしと感じながらも、俺はゆっくりと席を立つ

「どこに行くんですか、比奈くん!?」


「先生、大人しく補習受けるんで、補習の元の授業はサボらせていただくのであります。」


俺は先程のように兵隊のような口調で御谷先生に告げると、全力ダッシュ


「比奈くぅうううん…!!!!!???」





御谷先生の悲痛と怒気を込めた叫び声が聞こえたが、何も聞こえないかのように走った





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