BLOOD§INFECTION




次の吸血鬼の一撃で、再戦開始

さすが、レベル2


少しは知恵があるようで、まずは40代くらいのチームにいた女性目掛けて跳躍

しかし、彼女も上位メンバー


素早い立ち回りで回避


その隙に、彼女の側にいた男性が銀の弾丸を発砲

それは直撃とまではいかないが、微かに女性体型のレベル2の肩を掠めた


緊迫した雰囲気が漂う


お互いに気が抜けられない状態だ


と、先程から攻撃的に仕掛けて来ていた女型吸血鬼の後ろから巨大な岩が飛んで来る


「!?」


「奴だ!!!!」


どうやらもう一体の岩に身体を覆われた吸血鬼が、自分にこびりついた岩を引きはがし、こちらに投げて来ているようだ


よく見てみると、どれだけ自分を覆う岩を剥がしても、下から岩が再生している




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