セク・コン~重信くんの片想い~
何気なく聞き流していた重信だったが、急にそのアオイの言った言葉に引っ掛かりを覚える。
「アオイ、宿泊するってこと?」
「うん。言ってなかったっけ? 会場のすぐ傍にホテルがあるから、そこに一泊すんだよ。この寒さで野宿はキツイだろ。じゃなきゃ朝には凍死してんぞ」
事も無げにそうさらりと言ったアオイ。
(い、一泊!? ま、まあそれぞれ別の部屋で宿泊ってことだろうし、そんな気にすることはないよな)
と、自らを安心させる。
「クリスマスなのに部屋二部屋もよくとれたな」
そう言った重信に、
「二部屋もとってねぇよ」
それを聞いた途端、頭が真っ白になる重信。
可愛らしい半裸の天使たちが、きゃっきゃっと重信の目の前を飛び回った。勿論それは幻だ。
(な、なんと~~~!? アオイと一つ屋根の下、二人っきりで一泊だと!?)
まさに、夢のよう。いや、地獄への入り口……。重信は果たして、愛してやまないアオイとの一泊旅行で平静を保ち続けることができるのだろうか!?
「アオイ、宿泊するってこと?」
「うん。言ってなかったっけ? 会場のすぐ傍にホテルがあるから、そこに一泊すんだよ。この寒さで野宿はキツイだろ。じゃなきゃ朝には凍死してんぞ」
事も無げにそうさらりと言ったアオイ。
(い、一泊!? ま、まあそれぞれ別の部屋で宿泊ってことだろうし、そんな気にすることはないよな)
と、自らを安心させる。
「クリスマスなのに部屋二部屋もよくとれたな」
そう言った重信に、
「二部屋もとってねぇよ」
それを聞いた途端、頭が真っ白になる重信。
可愛らしい半裸の天使たちが、きゃっきゃっと重信の目の前を飛び回った。勿論それは幻だ。
(な、なんと~~~!? アオイと一つ屋根の下、二人っきりで一泊だと!?)
まさに、夢のよう。いや、地獄への入り口……。重信は果たして、愛してやまないアオイとの一泊旅行で平静を保ち続けることができるのだろうか!?