キミの隣で
すれ違い、揺れる想い

あれから数日経って退院しました。

記憶は戻らないけれど、学校生活を送るには問題ないそうです。


「あっ、茜♪おはよ」

「おはよう、玲奈さん」


廊下を歩いていると、声をかけてくれたのは、何度も病院に来てくれていた、玲奈さん。
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