天使のいる世界
私は唖然とした。
「えっ・・・なんで・・・?」
私は一人で回想に入る。
「昼寝してて起きて走ってたら・・・穴に?落ちた?あれ?ここからおかしくない!?普通に考えるとここ、穴の下!?どう考えてもおかしい。地下施設?そんなものの入り口が中庭にあるなんておかしすぎるし!」
独り言を言っていると後ろから声が聞こえた。
「おい」
振り向くと変な人が立っていた。
一枚の羽がついている。というか生えている。
「へ、あ、誰?」
「私はウリエル」
アラリエルは、はっと我にかえり、
「そういえば、ここどこ!?」
ウリエルはきょとんとした顔で、
「どこって天界。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「うるさいな。何なんだ。」
「ここ天界って行ったよね。」
「う、うむ。それがどうした。」
「私まだ死にたくない!」
「貴様、なぜここにいる?」
わたしがききたいそんなこと!
「中庭から落ちてきた・・・んだけど・・・。」
ウリエルは頭の中でこんなことが考えた。
ラファエルかまたいたずらしたな。だから人間が落ちてきたのだ。



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