―奏― 君に捧げる愛の歌


〜♪〜

♪♪〜〜



すると、そこにはギターを弾きながら歌う男の人の姿があった。





暗くて顔はよく見えないが、そのギターの音色と彼の歌声は、真っ暗な夜の空気に澄んで聴こえる―。




綺麗な歌声・・・。



音楽にはうとい私だが、彼の歌声は体の中にスッと入ってくる。



私は目をつむって、その歌声に聴き惚れていた。


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