君との365日
ではなく、どす黒いオーラを放ちながら満面の笑みで綾芽の事を見ている。
もちろん、目なんて笑っていない。
口元は笑ってるんだけど。
悪魔の生まれ代わりみたい…これを悪魔だと言うんだろうね。
チラッと蒼空を見れば何事もなかったかのように窓の外を見ていた。
「…っぐ。わーったよ!!」
おおっ!!
あの、綾芽が折れた!!
さすがブラック海音…。
海音を敵に回したら絶対負ける。
この時私は素直にそう思った。