* another sky *
「落ち着いてよ、玲。」
「う、うん…。」
「あのね、―――――。
麻友理が、……
…っ、…自殺、した。」
「…ひっ!!」
――――――!!!
え、―――。
何て、言ったの?
麻友理がっ、―――――???
自殺、―――――――???
「あ…、あの…。」
「今ね、病院なの。手当て、受けて…。」
はぁっ、――――!?
麻友理っ、………!?
え、―――――。
何、――――――?
よくわかんない…。
麻友理が…じ、さつ…?
まっ、麻友理っ、――――――!!
「へっ―――!!
まっ、麻友理っ!!
えっ!!!」
「玲っ、―――――!!
落ち着いてっ…。」
嫌だ、……。
いっ、嫌だっ!
「何っ、―――――!?
りょうちゃん、何、言ってんの―――!!」
「玲っ―――?
玲っ、――――!
聞いてっ――――!!」
嫌だっ!!
麻友理っ!!
「いやあああああぁぁぁぁぁっ!!!」
――――――――!!!
「玲っ!! 玲っ!! 聞いてるっ??」
麻友理が、どうして…。
どうしてよぉ――っ!!
天井を見上げ茫然と座り込む私の携帯を、誰かが引っ手繰る。
「……っ!!」
…た、す……く……?