True my self -本当の自分-
「…早く挙げて貰わないと。」
焦った表惰を浮かべる女に、私はクスリと笑った。
「…まぁ、いいですよ。どれだけ机に落書きしても、使い回せなくなって学校に迷惑がかかる一方ですから」
そう言って何事も無かったように座…る訳が無い。
私は例の女の机の中身を全て取り出した。
「何する気ッ?!」
「貴女と私の机を交換するんですよ。」
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