幼なじみじゃイヤなんだ。~誓いのキス~
そして、桜は真っ赤な顔のまま首を傾げている。




もしかして、意味分かってないんだ?

桜の中にはこのキス以上の“深いキス”の知識がないのか?





そっち方面、桜はかなり疎いのは分かっていたけど、ここまでだとは思わなかった。


俺は俺でびっくりしていると、桜が聞き取り辛いほど、小さな声で話し出した。







「…流瑠の初めてのキスって…いつだったの?わ、私…じゃないよね?」


「…は?」






良く聞き取らないと聞こえないほどの小さな声だったけど、耳にしっかり届いたその言葉にびっくりして固まってしまう。





初めてのキスって…


桜は動揺した様に早口で言葉を続けた。



< 38 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop