いきなり告白をした君との話。
協定

Side 華菜




---Side 華菜

『お昼なにしてんの?』

『.....いつも華菜と食べるょ?』

そうやって私は2人の会話を遠くから見ている。

私の名前を呼ぶ女の子、
花梨は昨日、
花梨にお昼を誘おうとしている男、土崎に
公開告白されていた。

花梨はまだ先輩に未練があるみたい。

でも、私は次に進んでほしいと思っている。

まぁ、その"次"が土崎なのかは分からないけど。

私の予想だと
彼はフラれるだろう。

花梨は人をホントに受け入れるまで時間がかかるから。


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