怪盗舞月夜WINGただいま参上♪
 「え…?うん、彼女だよ。」
 悟はチラッと癒麻を見て、視線を五十嵐警部へと戻す。
 「キレイな子だな…。お前が面食いだったとはな…。」
 意外そうにため息をつく五十嵐警部に向かって悟は否定した。
 「そ…っ、そんなわけじゃなくて……。
 でも一目惚れは確かだし……。」
 ガックリと肩を落とす悟に向かって、五十嵐警部は父親の目で優しく微笑む。
 「…でも今回は危険な仕事に協力してもらってるんだ。
 しっかり守ってやれ。」
 「解ってるよ、父さん。」
 悟は五十嵐警部に向かって笑顔を返す。
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