†狼BOY×赤ずきんGIRL†
皆、一斉に割りばしを引いた。
竜樹・幸斗『王様だぁ〜れだ!!』
スっと皆で一斉に割りばしの下を見た。
『やっりぃ〜☆王様は竜樹様だよーん。』
竜樹は、割りばしをクッと伸ばした。
『ちょっ、待ってよ!!これ、王様になるのって男だけなの?』
柚姫が言った。
『いや?!女子からも一人いるハズだよ。』
『あっ、私です!!』
『マジ!?黒澤さんと?!運命みてぇ〜!!』
竜樹は机をバンッと叩き、音を見た。
『じゃあ、男から二番!!黒澤さんは何番の人がいい?』
『じゃあ、女からは一番で!!』
『じゃあ、命令は……黒澤さん何がいい?』
『私は……何でもいいよ。』
『じゃあ……最初だし……二人で愛の言葉を!!愛してるとか!!』
一同『はぁ!?』
こいつ、頭おかしんじゃねぇーの?
『赤、一番と黒、二番だぁーれだ!!』
竜樹はかまわず続けた。