†狼BOY×赤ずきんGIRL†

『なんもなくないよ……だって幸くん“1人にしないで”って言ってたもん………何でも言ってほしいもん……』



『……………。』



『グスン…………私……何でもするから………頼りにしてよ……グスン』



『うん………じゃあ、俺から離れないで?』


『うん……グスン……離れない……』


『俺、小さい時から親とか海外で……1人だった……だから、家に誰もいないのは………いや。』




そ、それって一緒に住みたいってこと?!///



『そ、それって……』




『一緒に住め』



なんで命令?

でも、


『うん……お母さんに聞いてみる。』


『サンキュー』



といい幸くんは私を抱きしめた。





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