幼馴染はアイドル!!

次の日は、沙織と遊んだ。

買い物に行って、きゃっきゃとはしゃぎ、プリクラを撮り、ご飯を一緒に食べて、また買い物をして・・・。

気づいたときには外は橙色に染まり始めていた。

二人でお菓子を食べながら話す。

「ところでさ、明日ってなんかあるの?」

沙織が突然聞いた。

「どうして?」

「いや、なんかお兄ちゃんがずっと携帯見てにやにやしてるもんだから、ちょっと覗いてみたら明日のとこに星マークついてんだもん。」

「それがどうして私にもつながるの。」

「だって、聡のとこにもあんだもん。絶対裏でなんか組んでんだよ。」

「そっか。」

考えてみれば招待状に書かれた日は明日だ。

やっぱり何か関係があるのだろうか。

「ところでさ、ちいちゃんはいつ永瀬君に告白するわけ?」

私は食べかけていたドーナツがのどに詰まりかけたため、急いで水を飲んだ。

「な、なんで告白なんて言葉が出てくるの?」

沙織はにやにやと笑っているばかりだ。

確かに私も考えた。

もうすぐ翔に直接会うことはなくなってしまう。

しかし、勇気がなかった。

告白をするという勇気。

これまでの関係が壊れるかもしれない。

断られたら。

もし付き合うことになったとしても、苦しくなるばかりかもしれない。

知らない間に浮気をされてしまうことだってあるかもしれない。

自然消滅という形も考えうる。

分からなかった。

一番いい方法が。
< 539 / 539 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:18

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

Witch and Vampire ―恋物語―
和上奏/著

総文字数/59,364

恋愛(純愛)131ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
魔女とヴァンパイアの小さな恋、そして儚い愛の物語 人間が誕生した年から数万年後。 ある国に魔力を持つ女の子が生まれた。 そして、違う国に同じとき、魔力を持った男の子が生まれた。 女の子は魔力を使っていろいろな道具を作り、魔女としてその国で過ごし、魔女という種族をどんどん増やしていった。 逆に男の子はその魔力を使い、無差別な殺人を行い、人々から嫌われていった。 そして自分のことをヴァンパイアと言った。 そして、その数年後。 彼らは森で出会い、恋に落ちた。 だが、彼はその相手も自分が気づかないうちに殺してしまったのである。 彼は自分の過ちを深く反省し、二度とこんなことを起こさないように自分自身、そして自分の血に呪いをかけた。 それが、この物語の始まりである・・・。 そして今、一人の少女が一人のヴァンパイアと会う・・・。 ヴァンパイア ヴェント家の主 ナイト・C・ヴェント 18歳 魔女 問題ありの少女 ソラ・デクルマ 16歳 追われていた少女を助けたヴァンパイア。 2人が出会ったとき物語は動き出す 大神ルナ様、みくみく☆様、感想ありがとうございます! お知らせ 2017/6/10 現在、こちらのサイトとは別の「小説家になろう」という小説投稿サイトにて、編集をしながら、再投稿をしています。 完結までの話も、下記のサイトで投稿するつもりです。 長い間更新もせず、大変申し訳ありません。 是非、覗いて見てください。 http://ncode.syosetu.com/n7781ea/ 一応、「野いちご」の方では完結表記をさせていただきます。
君に Ⅰ
和上奏/著

総文字数/34,391

恋愛(学園)175ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
君がくれた出会い。 加藤 舞歌 (かとう まいか) 「私に友達なんて元々、 いなかったのかもしれない・・・。」 神崎 葵 (かんざき あおい) 「お前には、俺がついてやる。 苦しくなったら、俺を呼べ。」 2人が初めて会ったとき、 彼女は泣いていた。その理由とは!? そんな時、拳銃を持った男が校内に侵入し、親友を人質に!! そして、舞歌に危機が訪れる! 君に Ⅰ  〜あなたに会えて〜 を作りました! 真琴と瞬のつきあうまでの物語です! ぜひ見てください♪
小さく笑ったあなたの目には
和上奏/著

総文字数/6,756

恋愛(学園)16ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
短編です! 自分の好きな人はこちらを向いてくれない。 でもあきらめがつかない。 そんなとき、彼から告白されて。 そんな複雑な恋のお話し。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop