堕とされた翼

帰り道はなるべく人気のある所を歩くようにしているため、途中繁華街を通っている。


「いつも帰りそ遅くても21時だったからなぁ…この時間の繁華街はちょっと、怖いかも」


それでもこの道を通るしか道はないから、しょうがなく繁華街を歩き出す。


完全にに夜の街へと姿を変えた繁華街は、私の中の恐怖心を煽っていった。


俯きながら歩いていると、目の前に誰かが立ちはだかったのが見えた。
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