【完】時計屋「タイム」
~放課後~


美穂は歩に言われた通り門の前で待っていた



「おい、橘まったか?」



「待ったに決まってんでしょ!!なんの用よ!」



「いや、お前に言いたいことがある」



「なに?」



美穂はイライラしたように言った



「この前お前に売った時計やっぱり返してくれ」



「え!?なんでよ!」



「金は返すから!やっぱり返してくれ!」




「やだ!私この懐中時計気に入ってるんだもん!」














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