メガネのダサオ君

桜井君はその、芝原君?とやらにお金を渡しているところだった

はぁ…何でこうに登校日から1週間たったのに
桜井君は変わらずいつもビクビクオドオドしていて

2日前にもカツアゲがあったらしい

カツアゲされすぎだろ!!

てか…




「えっ?それヤバいんじゃないの?」





のんびりしてる暇はなかった




「いや、?がついてなくてもおっしゃる通りヤバいぜ


って…優奈ぁぁぁ?」




「行かなきゃ。」



歩が最後まで喋る前に体がとっさに動いていた




『ちょっと!!何で桜井君から金とってんのよ?』


と怒鳴ると芝原君とその他の人達4人が

一斉に振り向き



一番体格の良い芝原君が

「あ"ぁ?誰だテメー?

女はスッこんでろや!!」




「はぁ?女とか関係ないでしょ!!」



なんで女と男を比べるわけ?

同じ人間なんだからカツアゲされてたら止めるのは常識でしょ?

お兄ちゃんもそう言ってたし。




< 51 / 94 >

この作品をシェア

pagetop