雨が降る日は誰か死ぬ
「いつもの電車の時間に、朋美来なかったんだ」


「嘘!?」
「マジ?」

亜衣とかすみは声を合わせて驚いた。



「メールしたけど、まだ返信ないし……」



かすみと亜衣が顔を見合わせたとき、担任の西山が教室に入って来た。



「おはよう。おーいみんな席に着いて」


その声で、みんなが自分の席に着く。


教壇の前に立った西山は、いつもの笑顔ではなく、暗い表情だった。
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