雨が降る日は誰か死ぬ
久しぶりの雨なものだから、正直ナメてかかっていた。


自転車通学の森崎亜衣は、面倒くさくてレインコートを着ずに、傘をさして来たものだから、

すでに足元だけでなく、スカートも……実は中の下着までビチョビチョだった。



家を出るときには、まだ小雨だったし、10分くらいの距離だから、そんなに濡れるとは思わなかったのだ。


超最悪である。


自転車置場に自転車を停めると、泣きたい気持ちで、亜衣は教室に向かった。

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