雨が降る日は誰か死ぬ
二人が住んでいるのは、桜花市内の結崎という場所で、昨日亡くなった遥の住む高垣よりは、かなり南に位置する。


いつもは車通りの少ない道を避けて、併走しておしゃべりしながら帰るのだけど、

今日は担任の西山に、出来るだけ一人にならず、出来るだけ人通りの多い場所を通って帰るようにと言われたので、それを実践しているのである。


なので、縦一列で走っているから、いつものように会話もない。


雨が降っている音とか、車の音で、大声で話さないと聞き取りにくいからである。
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