雨が降る日は誰か死ぬ
「あのぉ~いかがでしょうか?」


その様子を黙って見ていた西山が口を開いた。



「ええ……ハッキリと申し上げまして、まったく霊的なモノは感じられません」



「え?」


教室がざわめく。


「私は長年こういうことをしていますし、色んなモノを見てきましたが、この教室内に霊的なモノは、全く感じられないのです」



「そうですか」


西山はその言葉を聞いてホッとした。
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