雨が降る日は誰か死ぬ
「おはよう」


すでに通学してきている子たちに亜衣は挨拶をする。



「ころもは出て来たんだね」


クラス委員の工藤美咲が笑顔で声をかけて来た。



「うん。近いからね」


「そっか」


「そういう美咲こそ」


「あはは。何言ってんのよころも~。私は寮だよ。通学時間3分だって」


学校の校内に建っている、学生寮で生活している美咲がおかしそうに笑った。

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