雨が降る日は誰か死ぬ
「朝ごはんは?」


「んー食欲がない」


美咲は視線を用水路に戻した。


「気持ちは分かるけど、食べなきゃダメだよ」



「うん」


美咲は由真のほうを見ないで、そのままパンをちぎって用水路に投げ込む。


そこに美穂と茉鈴もやってきて、二人とも隣に腰を下ろした。

< 316 / 612 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop