雨が降る日は誰か死ぬ
「ねぇ昨日の話だけど」


茉鈴が切り出した。



「え?」


全員が茉鈴の顔を見る。


「だから例の湖で、封印してもらえる人を探すっていう話だよ」


「ああ、それか。すぐに探さないと」


由真が相づちをうつ。


このとき全員が水面ではなく、茉鈴の顔を見ていたから、誰も気がつかなかったのだ。


青紫色の身体の少女たちが近づいてきている事に……。

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