雨が降る日は誰か死ぬ
「ねぇかすみ」


『何?』



「実はさぁ……絶対に秘密にしてほしいんだけど」



『えっ、何を?』



「実はこの前、霊能者さんが来たでしょ」


『うん』



「あの人とニッセンが、あの後進路指導室で話してること、私聞いちゃったんだよね」


『え?』


亜衣はいったん言葉を切って、電話を左手に持ち替えた。

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