雨が降る日は誰か死ぬ
茉鈴は自分の部屋で、床のクッションの上にうずくまり、ただひたすら震えていた。


怖くて怖くてたまらない。


ただ……


昨夜の話を聞いていたから、キャンプのとき5班だった自分は、幽霊に襲われることはないと思っている。


怖いのは……


由真の最後の顔が、頭の中に焼き付いて離れないことだった。

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